どうも、だあさん(@daaaasan6)です。
今回は、副業でアルバイトをした時の確定申告についてお話ししていきます!
最近だと本業の仕事とは別で副業をする人がかなり増えました。
副業をしたいけど確定申告が難しそうだからっていう理由で副業を諦めてる人もいるんじゃないでしょうか?
それってすごくもったいないです!
だって、確定申告は簡単に出来るものだから!
実際にデンソーで働く私がアルバイトをしていた時の分の確定申告をやってみたので読んでみて下さい!
目次
副業するなら確定申告は必須!
よく、副業について調べていると【確定申告】という言葉を目にします。
この【確定申告】というのは『納税』の為の手続きで、副業で稼いだ収入に対して掛けられる所得税の手続きです。
※確定申告をしても住民税の手続きは完了しません。詳しくは下記参照。
普段、会社員として働いている場合は会社が年末調整やらをしてくれるので、会社員である私たちが何かをすることってあまりありません。
だけど副業の場合、会社側で何かをしてくれることがありません。その為、自分自身で確定申告の手続きをしないといけません。
確定申告をしなかったらどうなるかというと
副業で稼いだ分に掛かる税金を支払わないことになる(=脱税)
副業で稼いだお金には、税が掛けられていないので本来払うべき税金を払っていないことになります。確定申告をしなければ遅延税みたいなものが数%加算されて本来よりも多くのお金を支払うことになります。それに悪質な場合、懲役刑とか罰金になる場合もあります。
なので、副業をしようと考えているもしくはもう既に副業をしているのであれば、確定申告のやり方を知っておかなくてはなりません。
確定申告ってめんどくさそう
確定申告と聞くとなんか難しそうだしめんどくさいイメージ。実際私は、そういう感情から最近まで放置していました。
だけど、確定申告を放置している方が後々めんどくさいことや取り返しのつかないことがやってくると知り、それだけは避けたくて重い腰を上げました。
まぁ、実際やってみたら想像していたものよりも何倍何十倍も簡単でした。(数字とか入力するだけだから誰でも出来る!)
確定申告ですが、実は必要な人とそうじゃない人が存在します。次に、確定申告の必要な人についてお話します。
確定申告が必要な人
確定申告が必要な人の条件は、いくつかあるのですが今回は副業でアルバイトをする人に焦点を当てます。
副業でアルバイトをする人で確定申告が必要な人の条件はこちら!
アルバイト先からの給与所得が年間合計20万円以上の人。
これだけです。
ポイントは、給与所得と年間合計という部分。
まず給与所得ですが、給与の総支給額という認識です。
給与の金額の話をするとき手取り額とか総支給額とかありますが、ここで言う給与所得=『総支給額』という認識で問題ないです。
細かく調べても逆に混乱するだけなので、総支給額ということだけ覚えておいてください!
次に年間合計という部分。
この年間というのは、いつからいつまでか?ということですが、
1月1日~12月31日までです!年度と間違えないように要注意です!
まとめると、
1月1日~12月31日の期間にアルバイト先から総支給額20万円以上(20万円は必要、19万9999円は不要)の給与を貰った場合、確定申告が必要!となります。
※仮に、アルバイト先からの総支給額が20万円を超えない場合だったとしても住民税の申告だけは必ず役所に行って手続きしなければなりません。
ここまでで、確定申告が必要な人の条件が分かりました。次に、確定申告の方法と必要な物についてお話します。
確定申告の方法と必要な物
確定申告の一連の流れとしては
書類を作る⇒提出する⇒税金を納める
これだけなんです。
書類を作るのをオンラインでやるのか税務署に直接行ってやるのか、作った書類をオンラインで提出するのか税務署に直接行って提出するのか。
この違いで必要な物が変わります。
税務署のHPに必要な物とか作業の手順が分かりやすく説明されているので、そちらを見てもらえればいいと思います。
※PCで見るよりスマホで見る方がかなり分かりやすいのでオススメです!
ちなみに私は、作成+提出+支払いの全てをオンラインでやりました。その時に準備したものはこちら!
- ICチップ読み込み可能なスマホ(galaxy S10+)
- 源泉徴収票(デンソー+アルバイト先の分全て)
- マイナンバーカード(ICチップ付き)
- クレジットカード(支払いするため。支払い方法はたくさんある)
元々、スマホはgalaxyにS10+を使っていてICチップの読み込みも出来るのでそのままそれを使いました。このスマホでマイナンバーカードを読み込みます。
源泉徴収票は書類作成で必要。クレジットカードは支払い用。といった所でこれだけ揃っていれば確定申告は出来ます。
実際に確定申告をした時のお話を次の章でお話します。
確定申告を実際にやってみた
確定申告ってよく見かけるあの複雑そうな書類を作らないといけないと思っていました。
素人が作るには難しそうだし誰かに依頼するのもお金かかりそうで嫌だなぁ・・・。って個人的に思っていて、それが確定申告を遠ざけていた圧倒的理由だったりします。
だけど、税務署のHPを調べてみると
- 複雑な紙⇒不要
- 税務署来訪⇒不要
- 特別な会計ソフト⇒不要
ということがわかりました。もはや確定申告を拒否する理由が見当たらない。
なので今回、重い腰を上げて手続きをしようと思いました。
必要な物を準備する
今年はコロナウイルスの影響で確定申告の申請期間がいくらか伸びました。
(本来は2月1日~3月15日くらいまでですが、2020年はそれ以降もOK?らしい)
確定申告のために源泉徴収票が必要なことは知っていたので、あらかじめアルバイト先の会社していたのですが確定申告がめんどくさすぎてダラダラとしている内に結構な期間が過ぎました。
ようやく重い腰を上げてやろうとした時に問題が!!!!
なんと・・・
源泉徴収票がない!!!!
基本的にこういう大事な書類とかは1か所にまとめて保管しているんですけど、なぜか源泉徴収票がない。
なぜか・・・と言ったが理由は大方分かっている。
どうせ手に持った源泉徴収票を何かに気を取られた時に一時置きしたんだ。自分の性格的に考えて、きっとそう。
源泉徴収票がないと何も始まらないので家の中を大捜索。思った通りリビングとかクローゼット、押し入れから1枚また1枚と見つかりなんとか全てを回収。
なんとか必要な物が揃ったので、これより確定申告に必要な書類の作成を始める!
作成画面まで辿り着けない!?
税務署のHPで書類作成を始めて一番最初の画面で作った書類の提出方法を3パターンから選んでいました。
- e-Tax(マイナンバーカードを使う方法)
- e-Tax(ID&パスワードを使う方法)
- 書面
オンラインだったら税務署に行く必要がないというのと、以前、給付金の申請時にマイナンバーカードを使ってやった経験もあったので今回もマイナンバーカードを使った方法でやることにしていました。
提出方法を決めて先の画面に進めていくと『e-Tax』と『JPKI』という2つのアプリダウンロードする画面が出てきました。
これらのアプリを使うことでマイナンバーカードを読み取れるようになってデータを送信できるみたいなのでダウンロードをしました。
その次の画面では、マイナンバーカードを読み込ませる画面が出てきたので早速読み込ませようとしたのですが上手くいかない。
「?」と思いつつも再度トライ。
しかし、全く読み込まずエラーメッセージが出る。
“おかしいな・・・”
と思いつつも繰り返してみる。しかし、全く変化なし。
どうしたらいいか分からなかったのでとりあえずアプリのレビューを見てみるかと思って開いたら・・・
★☆☆☆☆
くそアプリ。
★☆☆☆☆
エラーメッセージばかり出る
★☆☆☆☆
使い物にならない
★☆☆☆☆
動かしていないのに動かすなというメッセージが出て読み込まない
まさかのアプリ批判の嵐。
どのレビューを読んでも”エラーが出て読み込まない”っていうワードばかり。
まさかこんなところで躓くと思っていなかったので、内心、焦り始めました。
(この時、確定申告の申請期間が残り数日と勘違いしていたため、何としても今日中に終わらせたくて焦っていた。)
さすがに睡眠時間削って税務署に直接行くのも書類を手書きで作るのか会計ソフトを使わないといけないのか調べたりした上で書類を作るのも、本当にめんどくさいから今日中にオンラインでやり切りたかった。
しかし、マイナンバーカードを読み込ますための方法を調べるも有効な手立て無し。
その後、何度かチャレンジするも全く変化なし。これで30分経過。
1つ星の中に3つ星のレビューを発見!内容はアプリのダウンロードの順番がある!みたいなこと。試してみるも効果なし。更に30分経過。
スマホを再起動&履歴とかを消去で試すも効果なし。30分経過。
確定申告の作業始めて約2時間くらい経っても認証画面から先に進めずにいた。
半べそかいた状態で、神様に祈るように
「お願いします。税務署に行きたくありません。何とか認証をしてください。おねがいします。」
そんな思いを込めながら、スマホとマイナンバーカードの面をごますりのように擦り合わせていたらついにスマホから反応があった!!!
画面を確認してみるとマイナンバーカードを認証していてパスワード入力画面に移っていた!税務署に行きたくないという気持ちがスマホに通じた瞬間だった。
パスワードを入力し、先へ進むと求めていた書類作成画面に出会うことが出来た・・・。
こうして2時間の戦いにようやく決着がついた。
その後、同じような認証が何度か出てくるが同じ気持ちを持って挑んだら、すんなり認証してくれた。ありがとう。
マイナンバーカードを認証する時にはパスワード入力がある。これは、4桁パターンの時と6桁以上パターンの時の2種類の入力画面があるから打ち間違いに要注意!
私は幸いなことに、パスワードはすんなり行けたからよかったけど人によっては苦戦するかも。
※5回間違えるとロックが掛かって解除するために役所?か税務署?に行かないといけなくなるから要注意!
確定申告の書類作成
なんとか最初の認証を乗り越えると出てくるのが書類作成画面。
ここの画面にこれたこと自体が嬉しく感じる。
そんな中、更に嬉しいことが。
書類作成を始めたのですが、
圧倒的に楽。
源泉徴収票に書いてある数字や文字を入力するだけで、計算とかもないから全然難しくないし認証で掛かった時間に比べたら一瞬で終わるレベル。
こんなに簡単ならもっと早くにやっていればよかったと後悔するレベルです。本当に簡単でした。
あっという間に書類作成も済んで再び認証も済ませ無事に確定申告書類の提出は完了した!
税金の支払い
ここまで済んだら確定申告はほとんど終わったようなものです。
申告した内容によって支払うもしくは還付される金額が提示されます。
ここで一番大事なポイントが、給与からの天引きか自分で納付するどちらを選ぶかということ。
これは、自分で納付を選んでください!
これを給与からの天引きにすると会社側にバレてしまいます。なので、バレたくない人は必ず自分で納付を選択してください!
自分で納付する場合m支払い方法はたくさんあって
- 銀行振込
- コンビニ用紙での支払い
- クレジットカード
- e-Taxアプリで払う
- 振替納税を使う など
色々な方法があるので自分の好みでお選びください!
以上で確定申告完了となります。・・・よく頑張った!
まとめ
色々な事情からアルバイトをしたいと考えている人もいると思います。
副業をするなら確定申告はしないといけません。
でも、確定申告は文字から想像するほど難しくないので、ぜひ怯えることなくチャレンジしてみて下さい!
もし、オンラインでやるなら時間と心に余裕もってやると良いと思います!