どうも、だあさん(@daaaasan6)です。
私が期間工で働くのは、デンソーが初めてでした。
期間工で働こうと思ったキッカケは、次の仕事を探していた時に“楽に稼げる”や“誰でもなれる”という言葉が多くあったからです。特別なスキルを持っていない自分でも高収入を得られるなら、期間工で働く価値はあると思い応募しました。
面接もクリアして働くことになったのですが、実際に働いてみると“思っていたのと違う”や“こんなこと知らなかった”そう思うことが結構ありました。
実は、そのことが原因で辞める人って結構多かったりするんです。
もし万が一、期間工で働くために今の仕事を辞めて期間工になりました。だけど、思っていたのと違う、続けるのは厳しいとなった時、一瞬にして仕事を失ってしまうことになります。
そうなって欲しくないと思い、今回、期間工で働くデメリットを少しでも多く紹介することにしました。
ネットには、良いことはたくさん書いてあるけど悪いことや不都合なことについて書かれている記事が少ないです。なので、ここでは少しでも多くのデメリットを紹介していこうと思います。
目次
そもそも、デメリットなんてあるの?
期間工で働くことに対してのメリットは多くあります。しかし、見落としていけないのはその分デメリットも存在するということ。
身体的なデメリット、精神的なデメリット、社会的なデメリットなど様々な面でデメリットはあります。
もちろん、デメリットがあると言ってもその人のとらえ方によってはデメリットではない場合もあります。なので、一つずつ自分に置き換えて許せる範囲かどうか考えながら確認していきましょう。
まずは、作業系のデメリットからいきましょう。
作業系デメリット
ここでは作業に関するデメリットを紹介していきます。
職場が選べない
入社後の配属先は会社側にて決定されます。たくさん働きたいのに残業が無い職場、きれいな職場がいいのに油で汚れやすい職場に配属されたりと、自分の希望の職場にはいけないことが多いです。作業も同じく、職場によって異なるので基本的には与えられたことをやらなくてはなりません。
作業内容や職場を変えて欲しい理由を添えて相談すれば多少は対応して頂けます。
作業が辛い&飽きる
入社直後は覚えることが多く作業に慣れることに大変さを感じます。しかし、ようやく慣れてきたと思ったら今度は、単純作業がゆえに飽きてくるということが起きます。ひたすら同じ作業を繰り返すことになるため、体力的に疲れる上、時間の経過が遅く感じたり作業に飽きる可能性が非常に高いです。肉体的にも精神的にもきつさを感じることでしょう。
他の作業を覚えればで気分転換にもなるし、職場での評価もあがるため一石二鳥
もう一つは、小声で歌を歌う!気を紛らわせます!(実体験より)
身体への負担が大きい
当然、忙しい職場であればあるほど残業は多くなり、昼勤・夜勤の交替勤務も行うことになります。これらは一日二日であれば大したことないでしょうが、毎日のように続くと疲れが取り切れず、翌日も疲れを感じたまま作業をしなくてはなりません。これは、実際の働かないとわからないことですが結構きついものがあります。
また、疲れても回復しやすい身体作りとしてジムで運動するのもありですね!
職場系デメリット
続いて、職場環境などによるデメリットを紹介していきます。
人間関係がめんどくさい
工場には、色々な人がいます。昔ながらの職人気質のおっさんとかやる気がない人、何事も雑な人やかなり個性のある人などクセの強い人が職場にいたりします。工場の仕事では、そういった方々と協力して作業しないといけないので気を遣うことが多いです。他の人と一切関わりたくないと思う方であればより一層立ち回り方を考えないと期間工の仕事を続けることは難しいでしょう。
みんなが使う休憩所を使わない
めんどくさいことが嫌であれば、逆に最低限の会話や行動を行うことで余計な接触を避けることができます。
休憩所は一か所ではないので違う所で休憩するのも一つの手。
工場の環境が悪い
工場の生産現場で空調が整った職場というのは、数少ないです。大体の職場は夏は暑く、冬は寒いです。スポットクーラーや赤外線ヒーターなどはありますがそれでも十分とは言い切れません。なので、毎年夏になると熱中症で倒れる人が必ず出ます。
また、職場によっては身体によくない物質を扱う職場もあります。当然、マスクやメガネなど保護具は着用しますが100%防ぐものではないので微量でも体に入る可能性はあります。
作業時は決められた保護具を必ず着用する
水分補給もこまめに行う
最長2年11か月しか働けない
デンソーでは、期間工の契約期間は最長2年11か月と決まっています。
(特例で3年5ヵ月まで延長できた例あり)
なので、今いる職場が自分に合っていたとしても期間が過ぎたら辞めなくてはいけません。さらに、辞めた後約6ヵ月はデンソーの期間工に応募できない為、他で仕事を探さなくてはなりません。
生活系デメリット
仕事以外でのデメリットの紹介になります。
自分の時間が持てない
こちらの図をご覧ください。
これは、私のある一日のタイムスケジュールになります。朝は7:25から仕事開始、夜は19:30に終わる(残業込み)。通勤は自宅から平均45分くらいで計算すると、自由時間は約2時間程。
2時間あるから大丈夫だと思っていても、実際は仕事の疲れがあったり寝落ちしてしまったり行動するまでに時間掛かったりして思うように時間が取れません。
平日は、仕事の為だけに食事・睡眠しているような感覚になったりもします。それくらい、平日は時間が足りなく感じます。
寮での生活が苦痛
寮での生活が嫌で辞める人も少なくありません。というのも、部屋はワンルームタイプとルームシェアタイプの二つがあります。特に、ルームシェアタイプだと3DKで各部屋1人計3人で住む事になります。
このルームシェアタイプだと、隣の部屋の人の生活音や声が聞こえたり逆に聞かれる恐れがあるなどして気を休められないことが大きな理由になります。
風呂やお手洗いなども共有で、一度部屋から出ないといけないことも理由としてあります。部屋ごとに鍵は付いています。
住居は、疲れた身体や精神を癒やす場所になります。そこで、疲れてしまっては元も子もありません。なので、そういうことが気になる方は要注意です。
手続きは必要ですがこれが一番です。
社会系デメリット
いざというときに実感するデメリットになります。
スキルは何も身につかない
期間工というのは言うなれば、ロボットの代わりです。職場で言われたことを忠実にやることが仕事です。それ以上もそれ以下もありません。
作業を覚えることがスキルを身に付けることでもありません。誰でも出来ることなので。3年間働いても周りから評価されるものは身につかないということです。
また、正社員になることでスキルを身に付けることは出来ます。
社会的信用が低い
そもそも社会的信用とは信用度=安定度です。なので、公務員や会社で働く正社員の方々は信用度が高いです。それに比べて期間工というのは契約社員なので、信用度は低くなります。
信用度が低いことで、カード・車・住宅のローンの審査が通らなかったりします。いざというときに困ることになってしまいます。
また、転職する際も期間工で働いていた期間というのは評価されません。むしろ、マイナス評価になる場合もあるため、そういったリスクを考えた上で期間工になるという選択をする必要があります。
まとめ
今回、デメリットをまとめて紹介してみました。
結局、身体的なデメリットというのは配属された職場によります。適度な残業の職場であれば十分時間も取れますし、翌日に引きずるような疲れもありません。
寮には色々な方が入寮しています。全員が全員マナー・モラルがある方ではないので、どうしても気になることや我慢しないといけないことが出てきます。寮での生活は神経質気味の方には少しきついと思うので、アパートを借りる方が良さそうです。
これから期間工で働こうと考えている方は、“期間工で働く”ことを目的にしない方がいいです。期間工で得られるものはそんなに多くありません。“何かの目標を達成するために期間工で働く”ということが大切かなと個人的には思います。
今回紹介した以外にもデメリットになり得ることがございましたら問い合わせフォームより連絡下さい。
それでは、また!